今朝の出来事。
ヤボ用があって渋谷まで足を伸ばしたところ、
東横線の改札付近で、最近歩き始めたと思わしき
幼子が一人フラフラ歩いていたのよ。
アタシも朝のラッシュに紛れて急ぎ足で歩いていたのだけど、
どうにもこうにも変な違和感を感じたので、
足を止めてあらためて周囲を見渡してみたところ、
その子の親らしき人は見当たらず。
悪い胸騒ぎがしたのでその子の行方を見失わないように、
ずーっと視線で追いかけてみた次第。
5分たっても親らしき人が現れなかったどころか、
あろうことか改札に向かって歩みを進めていって、
あやうく駅の構内に入りそうだったので慌てて保護。
その瞬間、少し離れたところから引きつった声で、
子供らしき名前を連呼する声が聞こえてきて、
その子の母親であることが推測できたので、
状況を説明してしっかりと送り届けてきたわ。
なんでも携帯電話の会話に夢中になってしまい、
子供から目を離してしまったのだとか。
母親失格。
それにも増して、この子供が彷徨っている間に
誰一人として子供に意識を向けた人がいなかった事実に
愕然としてしまったわ。
これじゃあ幼児誘拐事件が多発する理由も頷けるわ。
大勢の人がいても目撃者が存在しないとしたら、
子供を守る術は親自身の注意のみ。
お子さんのいる方はくれぐれもご注意を。
逆に誘拐犯に間違われたりして